うどんに含まれる栄養素や足りない栄養を補うための方法とは?詳しく解説

うどんに含まれる栄養素や足りない栄養を補うための方法とは?詳しく解説

うどんは消化もよいため、普段からよく食べている方も多いでしょう。しかしうどんの栄養素について、ご存じの方はあまりいないかもしれません。栄養バランスの良い食事を摂ることがおすすめなので、理解しておきましょう。そこで今回はうどんに含まれる栄養素や、足りない栄養を補うための方法についてご紹介いたします。

うどんの栄養素

うどんに含まれる栄養素ですが、代表的なものとして以下の3つとなります。一玉あたりの含有量についてもある程度は決まっているため。まずは理解すると良いでしょう。

炭水化物

炭水化物というのは、糖質と食物繊維の総称のことです。糖質に関しては体内に吸収されて、エネルギー源となります。しかし食物繊維に関しては、人間の消化酵素だと消化できないものとなっているのです。エネルギー源が足りなければ生命維持ができないため、たいへん重要な栄養素となります。

ただし不足分を補ってあまりあるほど摂取してしまうと、余分なエネルギーが体脂肪として蓄積されていくのです。肥満の原因になってしまうため、注意が必要です。うどん一玉あたりに、約72g含まれています。

脂質

脂質も人間にとって重要なエネルギー源となる、栄養素のひとつです。エネルギー源としてだけでなく、ホルモンを構成し、皮下脂肪として臓器を保護するなどの、さまざまな働きにつながるものとなっています。また脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)の吸収を促す役割もあるため、大切です。うどん一玉には約1g含まれています。

タンパク質

体の約20%を占めている、栄養素となります。筋力アップの際に必要となるイメージを、お持ちの方も多いかもしれません。また体力の低下を感じている方にとっても、必要となります。臓器や肌・髪の毛や爪などを作るためにも必須となり、不足すると健康的ではなくなってしまいます。うどん一玉あたりには、約8~9gが含まれているのです。

うどんだけでは足りない栄養素

うどん自体にも栄養素は確かに含まれていますが、それだけでは偏ってしまいます。バランスよく栄養素を取り入れるのであれば、うどんでは足りない栄養素を明確にしましょう。そのうえでどのように補うかを、考えなければなりません。うどんだけだと足りない栄養素は、以下のとおりです。

タンパク質

うどんにもタンパク質は含まれているものの、一日に必要とされる摂取量を考えると足りません。量を増やすことでうどんだけでタンパク質を補うことは、現実的ではありません。タンパク質が多く含まれている食材というのは、主に肉や魚・大豆や卵類となります。

目安となる必要な摂取量としては、18歳以上の男性であれば60g、女性であれば50gが一日の推奨量です。タンパク質が多く含まれている食材であれば、その分量を抑えられるようになります。推奨量を目安に、どう補うかを考えてみると良いでしょう。

ビタミン・ミネラル

うどんにはビタミンやミネラルが、ほとんど含まれていません。1食くらいであれば問題ないように思えてしまうでしょう。しかしそれが偏った食生活の始まりでもあるため、気をつけましょう。ビタミンやミネラルを摂取するのであれば、野菜がいちばんです。

厚生労働省は一日に、約350gの野菜の摂取を推奨しています。1食に換算すると、手のひらサイズの量で十分です。うどんと一緒にサラダを食べるだけでも、十分満たされることになります。

栄養を補う方法

うどんの栄養素とうどんだけでは足りない栄養素については、ご理解いただけたでしょう。そこで大切なのが、どのようにして足りない栄養素を補うのかです。その方法としては、以下が挙げられます。

トッピングで補う

うどんには数多くのトッピングが存在しています。海老をはじめレンコンやちくわ、生卵のように非常に多くの食材を天ぷらにするでしょう。あるいはそのままの状態で、うどんに加えられます。

おいしさはもちろんアップするうえに、野菜などをチョイスすることで、うどんにはない栄養素を同時に摂取可能となるのです。トッピングを複数選択することによって、さらに幅広い栄養素の摂取につながります。

栄養補助食品で補う

お店であってもトッピングには限りがあります。どうしても摂取ができない栄養素も出てくることでしょう。その際には市販されている栄養補助食品での、栄養摂取もおすすめです。

バーのように棒状になっているものが多いため、運動をしながらでも食べられるような、手軽さが魅力です。いつでも気になったタイミングで食べることにより、うどんでは取ることのできない栄養をしっかりとカバー可能となります。

バランスのよいうどん料理

うどんにはいくつかの種類が存在しています。その中でも栄養素のバランスが良いうどんは、以下のとおりです。

カレーうどん

カレーのルーとうどんを合体させたうどん料理が、カレーうどんです。カレーとうどんの良さが組み合わさっているため、たいへん高い人気を誇っています。カレーにはうどんには含まれない栄養素が詰まっているため、カレーうどんとして食べることでバランスの良い栄養摂取が、可能となるのです。

味噌煮込みうどん

名古屋名物としても非常に有名な、うどん料理の一種です。愛知県を代表する八丁味噌も使用して、うどんを煮込むことによって作られています。シンプルな味の組み立てとなっています。シンプルでありながらも味わいはたいへん奥深く、料理として完成しているのです。栄養バランスを気にする方にとっても、おすすめできる一品となります。

小田巻き蒸し

茶碗蒸しの一種です。しかし底の方にうどんが入っているため、うどん料理としてカウントも可能です。だし汁やかまぼこ、銀杏などの茶碗蒸しに含まれる食材足りない栄養素を、カバーしてくれます。

まとめ

せっかくうどんを食べるうえでは、栄養バランスもきちんと考えたいものです。今回ご紹介したように、素うどんでは栄養素が不足してしまいがちです。トッピングのあるメニューを選ぶとよいでしょう。「助八」ではうどんをはじめそばなど、豊富なバリエーションでメニューをご用意しております。鴨川や館山にお出かけの際は、ぜひとも一度お越しください。